電材倉庫の照明器具をLED化しました

施工情報

投稿日: 2015年04月20日

最終更新日: 2017年04月03日

高天井の照明器具交換

先日電気の材料を取り扱う会社より、照明器具のLED化を打診され、詳細打合せ、見積もり合わせの結果、当社にて施工して来ました。

電線管や長尺のレール等を取り扱う為、天井高は約5mも有ります。一般家庭ですと2階相当になります。吹き抜けなどが有る家でしたら、おおよそその程度の高さと言うことになります。

従来の蛍光灯ですと球切れ、照度の低下、また落下の危険性が無いとも言えませんでした。

改修前も至る所で球切れや照度低下が見られ、また、高天井ですので簡単な球交換も出来ない状況でした。

既設蛍光灯照明器具不点箇所

何箇所か球切れしていない箇所で一番明るそうな箇所 にて施工前に照度を測定。

現状は151Lx(ルクスまたはルックスと読み、明るさの単位です)

実際に写真をぱっと見ただけでは明るさが伝わらないと思ったので、数値化してみました。

既設蛍光灯照度測定

今回取り付けたLEDの照明器具

下から見たところではぱっと見、今までの照明器具とは異なった形をしていますが、白い蒲鉾型の部分がコアと呼ばれるLEDの発光体です。

この照明器具はコア部分が照明器具本体と強固なバネで固定されますので、落下の心配も必要ありません。

LED照明器具下から見た様子

LED照明器具横から見た様子

また、不特定多数の人が出入りする場所ですので、非常照明の設置も建築確認申請時に必要でしたので、併せてLED化しました。

LED照明器具非常照明付

今までは中々認めて貰えなかったLEDの非常照明ですが、ここ最近になり出始めました。取付、点灯確認を行いました。

LED照明器具非常灯点灯確認

夜中の大規模災害時他、停電の時に最低限の明かりを確保してくれます。

今までは非常照明と言えばハロゲン電球でしたが、LED化されたことにより、省電力で高輝度、また長時間の点灯が可能になりました。

現状の非常照明が付いていて交換を諦めていた方、また、非常灯が別置のタイプで非常灯の交換を先延ばしにされている、 若しくは点検してない等有りましたら

この機会に是非ご検討ください。

そして、改修後

LED照明器具交換後

施工後の照度は569Lxまで上がりました。当然ながら、同じ場所での測定になります。

LED照明器具交換後照度測定

写真では判りづらいですが、数値化すると蛍光灯に比べ、およそ4倍弱の明るさが確保された事になります。

実際に見た目にも「おおっ」と言って頂けるほど照度が上がりました。

電気の使用量

蛍光灯(hf型省エネタイプ) 32w x 2本 =64w

LED(今回取り付けたタイプ)          43w

寿命も

蛍光灯 約12000時間で70%(見た目にも暗いのがわかり、ちらつきも出ます)

LED  約40000時間で85%(見た目にはほぼわからず、ちらつきは無し)

明るさ

蛍光灯  151 Lx

LED    569 Lx

と、良いことずくめですね。

では値段が高いのでは??

LEDの照明器具が出た当時は高価な印象が有りましたが、先に申し上げた通り日進月歩で技術開発が進み、値段もほぼ蛍光灯と変わらないところまで追いついて来ました。

そんな中、横浜市発注の仕事で学校や公共の施設では施設決済を除き、未だに蛍光灯を新規取付しています。何とかならないでしょうか?

と言うのが我々の意見ですが皆様はどう思われるでしょうか?

今回は照明器具のLED化をお届けしました。

しつこいようですが、皆様のご家庭、職場での照明器具のLED化をおすすめします。当社では一戸建て〜大型倉庫(今回の倉庫の100倍程度の大きさの倉庫です)まで対応させて頂きます。

見積もりやアドバイスだけでも結構ですので、何か不明な点が有りましたら、遠慮無くメール(お問い合わせよりフォームが御座います)、電話にておたずねください。

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